毎年10月22日は京都三大祭りのひとつ時代祭が開催されます。
このお祭りは一般市民も参加します。
このホームページではイラストを交えた衣装の解説や参加記録とともに時代祭の魅力をお伝えします。

  • 衣装
  • 参加記録
  • 時代祭資料
  • 時代祭見所

10月22日はいよいよ時代祭。
21日:準備日
22日:本番 23日:予備日
と3連休をいただき、会社にはご迷惑おかけしています
。 侍の格好をして京都三大祭りのひとつ時代祭に出れる機会はめったにない(前回は30年前だったらしい)ので、ご容赦下さい。

さて、時代祭について本でいろいろ調べてみました。本は図書館で借りました。(^^)

まず、祭り自体の歴史は浅く、平安建都1100年祭のときらしいです。今から110年ちょい前ですね。1895年です。その記念事業として平安神宮がつくられたそうです。京都 桓武天皇を祀っています。

その頃に平安神宮まで時代行列、つまりパレードをしたそうです。明治時代とともに東京に移られた天皇陛下がさびれていく京を悲しく思いこのような祭りを毎年行いなさいと指示されたとか。

桓武天皇の祭りなので、幕末で新撰組はでないそうです。足利尊氏もでないそうな。

と、こういう趣旨の祭りなのですが、さすが京都というか時代考証がしっかりしているらしく、衣装の価格もハンパではないらしいです。そのため、前日から町内会では寝ずの番がついたりします。(もちろん警備会社にも頼みます)

時代祭前日は、衣装の町内への搬入と着付けがあります。着付けも町内で行うためお手伝い担当の方が勉強して着付けてもらいます。鎧を切るのですがTシャツだと首の部分が見えてしまうので、ランニングシャツを買いました。また、履物はわらじらしいのでバンドエイドで指の間しっかり貼っておいたほうが良いと言われました。担当によっては足袋になるらしいです。

本番は朝早くから着付けを行い、バスで移動するそうです。着付けしたらトイレに行けないので飲み物はひかえるようにいわれています。さてさてどうなることやら。楽しみです。

さらにくわしく

 1895年(明治28年)、平安遷都1100年を記念して平安神宮が創建された。その時、平安神宮の大祭、建造物、神苑の保存のため、市民により平安講社が組織され、記念事業として時代祭が始まった。

 明治天皇が東京へ行かれた後、京都がどんどんさびれていき、これを悲しまれた天皇が町を活性化させるために祭りを行いなさいと言われたという話もある。

 明治天皇は東京へ行かれる際、遷都とするといった発言はされていないため、京都の人はまだ、京都が都であって、天皇を東京に貸し出しているだけという人もいる。

 祭は毎年10月22日に行われる。この10月22日は桓武天皇が794年(延暦13)に長岡京から平安京に都を移された日。 時代祭は、神幸祭、行在所祭、還幸祭の神儀のほか、時代風俗行列が行われる。この行列は明治維新から延暦時代へさかのぼり、順次風俗、文物の変遷を再現している。 現在は20列、2000人に達し行列の長さは2キロ。祇園祭、葵祭とともに京都三大祭の一つ。 12時に京都御所建礼門前を出発、烏丸通、御池通、河原町通、三条通から平安神宮まで4.5キロ間を行進し約3時間ほど歩くことになる。

 神宮の管理と保存のための市民組織として、平安講社が作られ、「祭り」はその記念事業として始まる。祭りを盛大にするため、東京奠都以前の京都の風俗を、時代を遡って行列を行うことになり「時代祭り」と呼ばれるようになった。

 最初は、創建されたばかりの平安神宮への参拝として明治28年(1895年)10月25日に行われ、その次の回からは、「祭神である桓武天皇と孝明天皇の二柱の御霊が、住まいであった御所から街の繁栄を見ながら行列のお供を従へて神宮へ行く」形になった。京都の誕生日とも言える10月22日となった。祭りは10月15日の参役宣状祭(行列の役柄任命)から、23日の後日祭までの期間行われる。