毎年10月22日は京都三大祭りのひとつ時代祭が開催されます。
このお祭りは一般市民も参加します。
このホームページではイラストを交えた衣装の解説や参加記録とともに時代祭の魅力をお伝えします。

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  • 参加記録
  • 時代祭資料
  • 時代祭見所

8月中旬回覧板が回ってくる

 京都の三大祭りは祇園祭、葵祭、時代祭です。
 どういう祭りかというと明治維新から延暦時代まで時代を遡った衣装を着た行列が御所から平安神宮まで行進するという、明治28年から行われている祭りです。京都の中では新しい祭りなのでしょう。

 8月中ごろに回ってきた回覧板。そこには時代祭の今年の担当はウチの学区に決まったのでぜひ参加してくださいとの事。えぇぇぇぇ!?時代祭に参加するのって交代制だったんだ。これはぜひ参加しなくては。担当する行列は「楠公上洛列、室町時代」だそうで。僕の中では地味な時代ですが、鎧を着て歩けそう。

まわりもちの秘密

 時代祭は列によって違うのですが「楠公上洛列」は京都市西京区担当みたいで、その中の小学校区が30ほどあるらしく、それがまわりもちなのです。つまり30年に一度のチャンス。順番は平安講社が決められるらしくわれわれにはわかりません。

 

http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/jidai/2006/gallery/photo04.html

 

 10月22日が本番なのですが21日は練習、23日は後片づけだそうです。3日間休み取らないといけないけど、ここででなければ、こんなチャンスずっとないよ。ということで、お休みいただきます。スイマセン。


ちなみに行列は

名誉奉行        :馬車に乗った京都市長
維新勤王隊列、明治維新 :官軍に加わった京都の山国隊の列
幕末志士列、明治維新  :桂小五郎、坂本竜馬ら志士と三条実美らの勤王派公卿の列
徳川城使上洛列、江戸  :大札、年始などに幕府が上洛させた城使列
江戸時代婦人列、江戸  :吉野太夫、出雲阿国などの列
豊公参朝列、安土桃山  :豊臣秀頼初参内の列
織田公上洛列、安土桃山 :織田信長上洛の行列
楠公上洛列、室町時代  :後醍醐天皇を兵庫に出迎え、上洛を先導した楠木正成一族の行列
中世婦人列、鎌倉時代  :大原女、桂女、淀君、阿仏尼、静御前などの行列
城南流鏑馬列、鎌倉時代 :近畿周辺国の武士たちの狩装束の列
藤原公卿参朝列、藤原時代:藤原氏が最も勢力を延した折りの情景を表す列
平安時代婦人列、藤原時代:小野小町、紫式部、清小納言、常盤御前などの列
延暦時代武官列、延暦時代:大将軍坂上田村麻呂を模した列
延暦時代文官列、延暦時代:公卿文官が朝廷へ参上する列
講社列         :当日の奉納行事を担当する人々の列
神幸列

 

ということです。